2023年サイクリング

壁画の町シュメイナスを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【2日目】

壁画の町シュメイナスを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【2日目】

2023年4月バンクーバーアイランドに行ってきました【2日目】です。

1日目のブログは

をご覧ください。

2日目の朝はテントに雨がポツリポツリと当たる音で目が覚めました。

日本でバンクーバーの週間天気予報を見て1週間全部晴れ!だったので喜んでいたのです。

でも、雨が降っている・・・。

そうなんです。バンクーバーアイランドは降雨量が非常に高く、いつ雨が降り出しても仕方がないような場所なんです。

雨が降っても自転車で移動しなくてはならないので、雨具を着て出発!

 

朝方から雨が降ってきました・・・

前日は、シュメイナスの近くにある公園で野宿させていただきました。

朝方、テントにポツポツと雨が当たり始め、嫌な予感が・・・。

大好きなカナダであっても雨の日のサイクリングは憂鬱になります。若干、テントも雨でしっとりしているせいか、なかなか動き出すことができません。

まさか雨が降るとは思っておらず、外側のテントカバーも手抜きで取り付けています(;^_^A

 

雨が降る中大急ぎでテントをたたみ、出発の支度をしました。寝袋は絶対に濡らせないのでビニール袋に入れて完全防御です。

 

サイクリング用の雨具を着てシュメイナスを目指します。(公園の駐車場にて)

 

公園を抜けていきます。

実は、雨の日のサイクリングはとても憂鬱なのですが、アスファルトや木、芝生が雨で濡れた「香り」がとても好きです。

凄く良い香りがするんですよね♪

 

壁画の町シュメイナスを観光

公園を抜けハイウェイを右に曲がり長い下り坂を走り抜けるとシュメイナスに行く事ができます。

ちなみに、シュメイナスという町は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー島の東海岸に位置する町で、カウチャン・バレー内にあります。

シュメイナスは、かつての伐採業から観光業へと経済の中心を移し、現在では壁画プロジェクトで有名な観光地となっています。

これらの壁画は町の歴史的なシーンを描いており、町の中心部を大規模な屋外のギャラリーに変えて、毎年多くの観光者が訪れている素敵な町です。

50以上(2024年現在)の大きな壁画を楽しめたり、シュメイナス劇場での公演鑑賞、ユニークな地元のショップやギャラリーなど、訪問者に多様な活動と魅力を発信しています。

僕が行ったタイミングもあると思いますが、お年寄りの方が散歩がてらに町を歩ているのを目にしました。もしかしたら、若い人よりも年配の人に人気のスポットかもしれません^^

産業から観光と文化への経済基盤の移行に成功したコミュニティの素晴らしい例であるシュメイナスは、芸術、歴史、自然の美しさに興味がある訪問者にとって魅力的な町のひとつです。

シュメイナスに近づいていくと、色々な可愛いオブジェが迎えてくれます。

 


ジェリー・スミス・パーク

古い蒸気機関車が展示されています。

カナダでは、道路の端にサイクリング用のレーンが併設されている事が多いです。安全に走る事ができるので、サイクリングが楽しくなりますね。

温かい季節になると多くのサイクリストが走っているので、こういったレーンでも混雑するかもしれませんね。

 

シュメイナスに到着しました。この木製の看板はシュメイナスの中心でインフォメーションセンター付近にある有名なオブジェのひとつとなっています。

ちなみに、シュメイナスに来るのは今回で3度目となります。今回は、動画中心に壁画を収めたため画像を見てみたいという方は2009年のものになりますが紹介していますので、⇒シュメイナスの壁画を徹底的に紹介をご覧ください。

なんだかこの小さいけど壁画がある素敵な町が好きなんですよね♪

 

シュメイナスの公式情報は、シュメイナス公式サイトをご覧ください。

 

以前は、真ん中の建物あたりに「インフォメーションセンター」と「消防署」があったのですが移転していました。

ちなみに、インフォメーションセンターはこの画像の反対側にあります。消防署は町の外れに建てられていました。

 

インフォメーションセンターに自転車を停めてシュメイナスの観光を始めようとしていたら、老夫婦が2匹のアフガンを連れて近づいてきました。

 

「Native Heritage」1983

『ネイティブ・ヘリテージ』は、1983年にポール・イガルトゥアによって描かれた壁画で、シュメイナスのミル・ストリートとシュメイナス・ロードに位置しています。

この壁画は15.4メートル×5.2メートルの大きさで、地域の先住民の歴史的および現代的な人物を描いています。

中心的な人物には、リャクソン村の首長であり、先住民警察の警官であり、王立海軍のパイロットでもあったセフーラッツァ、そして元シュメイナス・バンドのチーフ、クレイサルークが描かれています。

この壁画は非常に有名なので、見るとシュメイナスを思い出すという人も多いかもしれませんね。

 

「Steam Train On Bridge Over Chemainus River」

もともとの壁画は建物の解体時に破壊されましたが、窓やエアコンが入念に塗りつぶされ、新しい技術を用いて再現され、2017年に現在の場所に移されました。

シュメイナスはこういった路地も綺麗に可愛く楽しむことができます。

 

シュメイナスでお店の中には入りませんでしたが、街並みにピッタリのアンティークショップなどもたくさんあります。

 

こちらは「Pacific Shores Inn」という宿泊施設の受付です。

 

シュメイナスに泊まる予定がある人は、利用してみるのも良いかもしれませんね。

シュメイナスのフェリーターミナル。

目の前にあるペンカラット島に行く事ができます。ちなみに、ペンカラット島からアザラシ?の鳴き声がうるさく響いていました(;^_^A

 

シュメイナスフェリーターミナルの後ろの建物には、シュメイナスの地図と名称が掛かれた看板が掛けられていました。

 

こちらの家の庭は、可愛く剪定されていますね!

 

シュメイナスの街中の動画を撮影しましたので、良かったら雰囲気を感じてみてください。

 

ナナイモ空港で昼食

シュメイナスでは雨が降ったり止んだりでした。まだまだ壁画を楽しみたかったのですが、少しでも先に進んでおいた方が良いためナナイモ方面に走り出しました。

 

 

サイクリングをしていると本当にお腹がすきます。途中、ショッピングセンターなどが無かったためナナイモ空港で食べ物を買おうと立ち寄ってみました。

ナナイモ空港(YCD)、正式にはナナイモ・コリショー・エア・ターミナルと呼ばれており、カナダのブリティッシュコロンビア州ナナイモの南東約13キロメートルの場所にあります。

この空港は民間所有で、ナナイモ空港委員会によって運営されています。アスファルトの単一滑走路を有し、主に国内線が就航しています。

空港にはタクシー、バスシャトル、レンタカーなど、様々な交通手段があります(あと自転車ですね!)。

ナナイモ空港では、エア・カナダ・エクスプレス、ウェストジェット・アンコール、パシフィック・コースタル航空などの航空会社がバンクーバー、カルガリー、エドモントンへの定期便を運航しており、トロントへの季節便もあります。

ナナイモからトロントまで行けるなんて驚きですね!

 

ナナイモ空港の中にカフェがあり、色々な食べ物が販売されていました。

温かいものを買えば良かったと後で後悔したのですが、とりあえず卵のサンドイッチとシナモンロール、スポーツ飲料を購入。

まだまだ気温も低く寒い中での昼食となりました。

 

 

 

水分や食料を購入するために、ショッピングモールに立ち寄りました。

ここでは、水やちょっとしたお菓子、あと子供たちへのお土産にポケモンカードを購入。

ちなみに、ポケモンカードは1パックに30枚くらい入っていて、表記は全て英語となっています。2パック購入したのですが、嬉しい事に2つ共にキラキラしたレアカードが入っていて子供たちは喜んでいました♪

 

ちょっと休憩中。

 

日本で購入したソーラータイプの充電器です。

スマホやサイクルコンピューター用に持ってきました。

もちろんですが晴れていないとダメですし、当然思うように充電してくれません(;^_^A

次回の旅では不要かな・・・。

 

ナナイモを越えるとパークスビルに到着します。街中は通らず、トフィーノ方面に向かいます。


朝は曇っていたのに、急に晴れ間が見えてくるというのはバンクーバーアイランドでは珍しくありません。

ちなみに、バンクーバー島の4月の平均降水量は約244.6ミリメートル(比較的高い降水量)ほどです。この時期の天候は、湿度が高く、しばしば雨が降るため、屋外活動を計画する場合は防水対策が必須となっています。

 

パークスビル内の地図です。

 

Old Country Marketを観光

パークスビルからトフィーノ方面の道に乗ると、少し変わった雰囲気のストリートに出くわしました。

かなり派手な感じの家?店?が建ち並んでいます。

 

The Mushroom Hut健康食品店。

 

Fairy castle

何屋さんかよくわからなかったのですが、奥には大きな仏像っぽい感じのオブジェが並んでいたり、不思議な雰囲気が漂っていました。

とても目立つ建物となっていますので、車などで移動している方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

Fairy castleを通り過ぎると、今日の最終目的である「Old Country Market - Goats on Roof」に到着しました。

Old Country Marketは、カナダのバンクーバー島にあるクームスに位置する観光名所で、特に「屋根の上のヤギ」で知られています。

このマーケットは元々1973年に道路沿いのフルーツスタンドとして始まり、旅行者に新鮮な農産物を販売していました。

時間が経つにつれて、ギフトショップ、食料品店、レストランなどを備えた地域のランドマークに成長。本当に何屋さんかわからない感じです(笑)

このマーケットの最もユニークな特徴は、屋根の上で草を食べるヤギたちです。僕が行った時は残念ながら遅い時間なのか、時期的なものなのか屋根にヤギはいませんでした。

このアイデアは、マーケットの屋根の草を刈るためにヤギを使う提案から始まりましたが、訪れる人々の興味を引くために恒久的なものとなりました。ヤギたちは5月から10月の間、屋根の上で過ごし、訪問者を楽しませています。

一番手前にある建物は食品が所せましに並んでいました。

 

時間を忘れて楽しめる空間です。

 

 

 

 

しゃもじが売られていたのですが商品名が「あたらしの風」って面白いですね。

 

スモークサーモンがドカッと売られていました。とりあえず、100g10カナダドルでスモークサーモンを購入^^

 

Old Country Marketの他の建物を紹介していきます。

 

どれも素敵な建物ばかりなのですが、僕が行った時はすでに5時過ぎくらいで多くの店が静かになっていました。

 

お洒落なレストランぽい建物ですね。

 

 

一番奥の方まで上がっていくと、やっとヤギを発見しました。

かなり広いスペースで飼われていたのでストレスなく過ごせていそうですね。

ただ、5月~10月までの間は屋根の上に乗せられるので気が気ではないと思います(;^_^A

 

ヤギの小屋です。

 

 

Old Country Marketの外見です。

短時間ではありましたが、食料も買えたし観光もできたし本当に楽しむことができました。

 

2日目はキャンプ場で宿泊

Old Country Marketの観光を済ませた後は、2日目の宿泊場所であるキャンプ場を探します。

走っている道路上にキャンプ場の案内があったので、簡単に発見することができ助かりました。

 

道路から少し中に入った場所にリトル・クアリカム・フォールズ・キャンプグランドというキャンプ場はあります。

まだまだ、キャンプのシーズンではないので受付の人もいないかな・・・と期待したのですが、入り口のところに車に乗った係りの人がいました。

キャンプ利用料は24カナダドルくらいで、数時間、場所を借りるだけなのに少し高いな・・・と。

しかも、シャワーも無いのでこれなら野宿でも良かったかなと思いました。

 

まあ、綺麗に区画された場所でテントを張れるので安心ですけどね。

 

 

テントを立てています。バンクーバーアイランドは、意外とアップダウンがあるので疲れました。ようやく一息つけます。

 

Old Country Marketで購入した食料です。サンドイッチとスモークサーモン、シナモンロール。

 

100g10カナダドルです。サーモンの味が凝縮されていて本当に美味しかったです♪今日のご褒美ですね!

 

めちゃくちゃ甘いシナモンロール・・・。

この日の夜は1つだけ食べたのですが、それだけで胸やけしてしまいました。

いや・・・美味しかったんですよ。

 

今日の寝床です^^

とりあえず地面が整備さえていて気持ち良く横になれたので助かります。もちろん荷物は無造作に♪

まとめ:壁画の町シュメイナスを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【2日目】

走行距離 約101㎞
走行時間 約7時間

サイクルコンピューターで距離と時間を測っていたのですが、夕方頃に電池が切れてしまい測定不能になってしまいました。

そのため、約101㎞と約7時間という結果です。

2日目は、シュメイナス近くの公園からリトルクアリカムフォールズキャンプグラウンドまでとなりました。予定どおり!

朝から天気も悪く体が冷えた状態のサイクリングとなり体力的にも辛く、食事も温かいものを食べていないせいか、お腹の調子がイマイチ・・・。

カナダに来てからお通じがまだです( ;∀;)

とりあえず、無事キャンプ場に到着することができ安心しました。

3日目以降、都心部から離れたので山の中の景色を楽しみながら走れます♪

 

⇒ ポートアルバーニを観光!バンクーバーからトフィーノへ自転車旅【3日目】